今回も「なぜフリーライターになった理由」を取り上げてたいと思います。
よく出版業界は深夜残業が当たり前と言われますが、その通りです。
しかしそれが理由で出版社を辞めようとは微塵も思いませんでした。
なぜなら書くことが楽しかったのです。
好きなジャンルに関わっていたこともそうですし、周りの人にも恵まれていました。
しかし何より気に入らなかった点があり、それは”評価”です。
好きなことで生きている喜びはありましたが、それだけでは生活できません。
サラリーマンである以上、給料に関わる部分は切実なのです。
良質な記事を書くことに対する評価
先ほども述べましたが、これはサラリーマンとフリーの大きな違いです。
営業職であれば成績に応じてインセンティブや昇給、ボーナスに評価が反映されます。
しかし編集職の場合、良質な記事を書けども評価に直結することはあまりありません。
記事を量産できる能力や校正能力などについても同様でしょう。
質の高さや内容の濃い記事を書いても、雑誌や本の売上に直接繋がることが少なく、
主な評価の対象は普段の勤務態度などになります。
良い記事を書いている人間よりも真面目に働く人間が偉くなっていく世界です。
それはライターや編集者としてどうなのか、と疑問に思いませんか?
営業成績トップクラスの人間がいつまでたっても役職を与えられず、
会社に大きく貢献しても給料やボーナスの額面に変更がないことと同じです。
私の上昇志向が強いためか、またはお金が稼ぎたいのかはさておき・・・
実際にフリーで活動してみて暫く、
サラリーマン時代の月収よりも遥かに稼げる可能性が見いだせています。
その理由は、記事を書いた分だけ収入になることが挙げられます。
また良質な記事を提供することによって、継続案件やスカウトの可能性もあります。
実際に現在では多くの方からスカウトを頂けるまでになりました。
これらは私が今利用しているクラウドワークスの話です。
今後はSNSを活用して、そこからも案件を頂けるようにしたいところですね。
足早に結論へ向かうと、フリーで活動することで結果を得やすいのです。
出版社で勤務していると、安い月給を高い月給にするには長い年月を必要とします。
しかし、フリーならば評価を得やすく、記事を書くこと自体が収入に直結します。
記事を書くなら喜ばれる記事を書きたいし、書くことに対して評価されたい。
そういう気持ちが強くなり、私が出版社を退職してフリーライターになった理由です。
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